γ-GTPと脂肪肝は酒好きが知っておきたい肝臓の数値と障害

この記事は「γ-GTPと脂肪肝は酒好きが知っておきたい肝臓の数値と障害」です

健康診断などで、γ-GTPの数値が高いと指摘されたことはありますか?

もしあなたがお酒を飲む習慣があって、この数値が高いなら「飲みすぎ」の可能性は高くなります。

また脂肪肝も同じです。

この記事ではお酒が好きな人が知っておいた方が良いγ-GTP脂肪肝について書きました。

しかし一つ気をつけて歌だきたいことがあります。

世間一般の常識では、肝臓の治療=問題のない酒飲みです

残念ながら依存症は違います

肝臓が治っても、依存症の回復ではありません

とは言え、まずは身体的なことについて知っておくことが必要だと思います。

肝臓は丈夫な臓器ですが、一度痛めつけられればダメージは残ります

ですから今は問題がなくても、労わるに越したことはありません

私は医療関係者ではありませんので、もし気になる症状があれば、病院で受診されることをお勧めします。

患者目線最低限知っておいた方がいいと思えることに絞って書きました。

ダイエット脂肪肝など、一般の肝臓の書籍などではあまり見かけない内容も含めています。

読者の方が知識を再確認・再整理するのにお役に立てればありがたく思います。

γ-GTPはお酒を飲みすぎすると高くなる

お酒の飲みすぎで肝臓が悪くなると、γ(ガンマ)-GTPという酵素の値が高くなります。

γ-GTPについて最低限知っていただきたいのは、

  • γ-GTPはお酒の飲みすぎ・太りすぎると高くなる
  • γ-GTP自体が増えても、悪い影響をおよぼすことはない

飲みすぎの目印なのね

γ-GTPの正常値は男性で50(IU)以下女性で32以下です。

飲みすぎるとγ-GTPが上昇するんだな

以前「γ-GTP100? 300?1000? |飲みすぎの肝臓数値」という記事でγ-GTPについてまとめました。よろしければどうぞ。

γ-GTP100? 300?1000? 飲みすぎの肝臓数値
この記事は「γ-GTP100? 300?1000?  飲みすぎの肝臓数値」ですγ-GTPが100ですとか300ですとか1000ですとか言われたことはありますか?初めての健康診断で血液検査の結果γ-GTPが100だとび...

γ-GTPについての専門的な解説については、こちらに厚生労働省の記事があります。

γ-GTP eヘルスネット

γ-GTPは血液検査でわかります。

以前「酒飲みが知っておきたい肝臓の検査」という記事でその他の検査について書きました。よろしければどうぞ。

酒飲みが知っておきたい肝臓の検査
この記事は「酒飲みが知っておきたい肝臓の検査」です検査の結果を見て「これはどういう意味?」と思ったことはありませんか。酒飲みが会社などの健康診断で最も指摘されるのは肝機能の数値だろうと思います。肝臓は「沈黙の臓器...

脂肪肝って?

あと飲みすぎが原因でよく指摘されるのが、脂肪肝です。

以前「アルコール依存症のための脂肪肝と内臓脂肪|肝臓の周りのベタベタ脂肪が脂肪肝?ではありません 」「アルコール依存症のための脂肪肝」という記事を書きました。よろしければどうぞ。

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この記事は「アルコールが影響する内臓脂肪と脂肪肝」です内臓脂肪と脂肪肝は誤解が多いようです。脂肪肝って聞いたことはありますか?アルコール依存症では脂肪肝と診断された人は多いと思います。ところが誤解が多いようで...
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脂肪肝

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「ダイエット脂肪肝|痩せれば全部解決の嘘」という記事を書きました。極端にカロリーを抑えた食事や、飢餓状態にさらされても脂肪肝になってしまいます。

痩せてるのに脂肪肝はダイエット脂肪肝
この記事は「痩せてるのに脂肪肝はダイエット脂肪肝」です結論は「バランスの良い食事・有酸素運動・断酒」です急激なダイエットが脂肪肝を招くというのを、聞かれたことはありますか?脂肪肝って中年太りの人が...

無理なダイエットは脂肪肝になるの?

アルコール性脂肪肝

飲酒が原因の脂肪肝をアルコール性脂肪肝と言うことがあります。

そのいちばんの指標として、γ-GTPが重要になってきます。

特にAST(GOT)、ALT(GPT)とセットで上昇すると、脂肪肝薬剤性肝障害が疑われます。

一方非アルコール性脂肪肝は、肥満や2型糖尿病・脂質異常症などが原因です。

以前「アルコールが原因の肝臓の症状|アルコール依存症の私の実体験」という記事でアルコールが原因の肝臓の症状について書きました。

よろしければどうぞ。

アルコールが原因の肝臓の初期症状を依存症の私が実体験から語る
この記事は「アルコールが原因の肝臓の初期症状を依存症の私が実体験から語る」ですこの記事はアルコール依存症である私が実際に体験した肝臓の症状を書きましたお酒をおいしいと思わなくなる時、少し飲んだだけで不味くなって止まっ...

最後に

γ-GTPはアルコールに短期的に反応するので、飲酒を1~2週間もやめれば下がりはじめます

頑張って一か月・二か月とアルコールを断って、病院で再び検査をすると思いのほか数字がよくなっています。

お医者さんから「ほどほどに」などとお墨付きをもらって意気揚々と飲み始める人も多いだろうと思います。

これが依存症を招く原因にもなります。

肝臓の知識は必要です。

しかし、それだけでは片手落ちです。

肝臓が悪くなるほど飲んでいる人にはアルコール依存症の知識を知っていただきたいと思っています。

そして今断酒に励んでいる方で、最近通院の必要のない方にも最低限の知識を持っていただくと、不調が早く見つかるかもしれません。

肝臓は強い臓器ですが、まったくノーダメージというわけではありません。

飲酒時代の無茶は、どこかで病気となって表れやすいようです。

せっかくお酒をやめたのに、体調がすぐれないのはとてももったいないことだと思います。

以下は断酒継続を勧めた記事です。よろしければどうぞ。

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