
この記事は「一人交換日記 永田カビ」です

一人交換日記 pixivisionより引用
2016/12/10に「一人交換日記」2018/2/9に「一人交換日記 (2)」が小学館ビックコミックススペシャルから出版されました。
著者の永田カビさんが、過去と未来の永田カビに向けて交換日記を綴る「一人交換日記」という形式のエッセイマンガです。
「 さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」と同様pixivコミックで連載されていました。
2018/6/5にアメリカのセブンシーズ社からMy Solo Exchange Diary というタイトルで発売されました。
脚色はあるでしょうが、永田さんの内面で感じ・考えたことは「 さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」「一人交換日記」「一人交換日記 (2)」「現実逃避してたらボロボロになった話」へとつながっています。
永田カビプロフィール
永田カビさんは1987年5月28日生まれ。大阪在住です。
漫画雑誌ハルタで徳永智子という名前で読み切りを掲載していました。
- 「偲べ!村田君」
- 「彼氏できました」
- 「1時間目がプールだったので」
- 「薫と博士の四畳半」
永田カビさんは2018年にハーベイ賞マンガ部門の最初の受賞作となっています。
永田カビさんはメンヘラ賢者と呼ばれ「このマンガがすごい!オンナ編トップ20リストで第3位」など作品の評価は高いです
作品の概要

一人交換日記 pixivisionより引用
『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』が大好評の中新たな連載をすることになりました。
担当が永田さんのTwitterから中学時代一人で交換日記をしていたことを知り「一人交換日記」はスタートします。
お母さんの入院をきっかけに永田さんは心身の不調を感じます。
意を決して風俗のお姉さんと会い「ぎゅーっ」として貰うことで温かさを感じ人肌効果を実感します。
「親しい友達や恋人や配偶者がいる人はこんなことができるんですね」
「そのためにも自立できるようにがんばってください!」
交換日記の中でもう一人の永田さんに語り掛けます。

一人交換日記 pixivisionより引用
そして永田さんは実家を出て一人暮らしを始める決意をします。
しかし、上手くいかず自立できない自分にもどかしさを感じます。
やがて『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』が発売されて大ヒット、一人暮らしも順調に進みます。

一人交換日記 pixivisionより引用
そんな時一般のファンから「交際を前提にお友達になってください」と申し込まれます。
しかも「マンガに描いてくれてもいいですからね」と言われます。
永田さんはお金を払ったり、時間が決められたりしないデートを経験します。
「生れてはじめて自分のこと好きな人とキスをした」
しかし、永田さんは相手の気持ちに戸惑います。
「お互いに敬意とか尊重とか信用とか、なんいかいいなとか」
「そういうのを持っていないと、片方がどれだけ好きでも満たされないんだ」
「私を寂しいままにしているのは、私だ」

一人交換日記 pixivisionより引用
そんな中でも本が出て、一人暮らしを叶えて「よくがんばってたくさん成長してくれました」と自分で自分を褒められるようになります。
ところが永田さんはお酒の飲み過ぎで入院することになります。
著者インタビュー
一人交換日記 感想・口コミ
Twitter・Instagram・pixiv

一人交換日記 無料で作品の一部が読めます
この本をお勧めしたい人
- アルコール依存症の人
- お酒で問題を起こしたが、まだ自分はアルコール依存症ではないと思う人
- 生きづらさを感じている人。
- アダルトチルドレン・機能不全家族・毒親という言葉に反応する人。
- 摂食障害で悩んでいる人。
- リストカットの経験がある人。
- 自分が普通でないと悩んでいる人。
- 対人恐怖でつらい人。
- 何をしていいかわからず悩んでいる人。
- 自分の本当の気持ちって何だろうと思っている人。
- 自分を大切にしたい人。
この本が向かない人
- 賞を取ってるから今まで有名だったすごいマンガ家と同じに違いないと思っている人。
- メンタルヘルスに理解のない人。
永田カビさんの他の作品
(コミック)(Kindle版)(コミック)(Kindle版)
(コミック) (Kindle版)
(電子書籍版)
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参考記事




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