原因自分論で断酒継続

この記事は「原因自分論で断酒継続」です

結論は「原因が自分にあることを知って、自分を苦しめている根っこの感情を知りましょう」です

なぜ断酒継続ができないのでしょうか?

アルコールが原因でダメージを負った体の病気は、断酒で症状が和らぎます。

私も健康を回復したら、そのまますぐに断酒継続できればよかったのですが、なぜか失敗ばかりしていました。

アルコール依存症になるとがアルコールでダメージを受け、脳の本能領域が暴走する回路が出来上がり、理性の働きが弱ってしまいます

働きが弱った理性は○○のせいにして本能や感情の働きを合理化しようとします

  • しばらく断酒継続していても、飲みたい気持ちを合理化する習慣は、簡単に治りませんでした
  • 自分でも気づかないうちに「誰かが悪い」「今日はついていなかった」と言い訳をしてすぐに再飲酒をしてしまいました

私自身が断酒継続ができるようになったのは、原因自分論で考えようと決意し始めたころからです

私は再飲酒のリスクを減らし、断酒継続をするには原因が自分にあると認める習慣が大切だと思います

ただ原因自分論で私が気をつけているポイント「自分を責める」「結果主義」があります。

原因自分論は環境・事情などは関係ないという考え方ではありません。

運・不運は間違いなくあります。

しかし、運がいい時だけ断酒ができても逆風が続くと再飲酒するのでは断酒継続はできません。

  • 原因自分論失敗から教訓を掴んでより強くなる考え方です。
  • ストレスに対する抵抗力をつけて、辛くても再飲酒だけはしない実力をつけるための方法です。

決して失敗を責めているわけではありません。

会社でも利益が出ない、売り上げが上がらないとき、何かのせいにするのは簡単ですが、何の解決策も生み出せません

自分が何をすれば現状が少しでも良くなるのか? 根本原因を過去の自分の思考や行動と結びつけて考えると、解決策のヒントが思い浮かびます。

断酒も同じだと思います。

  • 原因自分論は再飲酒の根本原因を知って、厳しい環境の中でも断酒継続ができるようになるための方法です。
  • 私は自分の体験から「自分を責める」「結果主義」という落とし穴に気をつけて、ストレスの根本原因が分かってくれば、断酒は継続していくと実感しています
  • 基本的には良い種をまけば実りがあります。

不思議ですが、原因自分論で断酒継続ができれば運気も上がるような気がします。

断酒のメリットを知って好循環を感じてますます継続ができればいいですね。

断酒継続を妨げる原因

アルコール依存症は○○のせいにして飲む

冒頭にも書きましたが私はアルコール依存症が進行するにつれ自分が飲んだことを正当化する傾向が強くなりました

○○の理由があったから飲んだと言いました

  • 暑かったから飲んだ。
  • 寒かったから飲んだ
  • 嬉しかったから飲んだ。
  • 腹が立ったから飲んだ。
  • 悲しかったから飲んだ。

妻に「飲み過ぎよ」と言われると「お前が、がみがみ言うから飲んだのだ」などと言い訳をしました

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再飲酒するときには知らないうちに誰かの(何かの)せいにしている

依存症の人が気をつけたほうがいいことは知らないうちに誰かの(何かの)せいにしていることです

私も気が付かないうちに誰かのせいにしているのが大半でした。

先ほど書いた「暑いから飲んだ」「寒いから飲んだ」も「心と脳の癖」がついていたのだと思います。

原因が自分にあると認めるとお酒を飲めなくなります

心の底で、薄々このことに気づいていました

  • 本当は自分が飲みたかったから飲んだ
  • でも酒のせいにして酔っぱらっている自分はカッコ悪い

酔いたかった、でもそんな自分は嫌」という筋の通っていない部分

矛盾したことを自分が思っていることが後ろめたい感情を引き起こす原因でした。

ですから知らないうちに癖・習慣になっている「○○のせいで飲んだ」に気づくのが第一歩でした

断酒継続するには根本の原因を探る

私は断酒継続を安定させるのに大切だと考えているのは根本の原因です

言い換えれば飲みたい気持ちにさせる本音の感情です。

なぜ飲みたいのか?」言い換えれば「なぜ酔いたいのか?

根本の原因とは酔いたい気持ちを起こさせる感情でした。

毎日生活していく中で

  • 「酒の力で不安をごまかしたい」
  • 「酔っぱらって頭をくらくらさせてしまいたい」
  • 「飲んで嫌なことを忘れたい」

こういった感情の根本部分をアルコールが入っていない頭で探っていくことで断酒継続は安定しました

断酒継続のカギは飲みたい原因が自分にあることを知ること

自分の過去から飲みたくなる原因を探った

なぜ原因自分論が大切だと思うようになったのかは…。

私はアルコール依存症の自助グループで他人の体験談を聞き、また自分を振り返るにつれて「原因があって結果がある」と感じることが増えていました

最初は他人の話を「ぼお~っと」聞いていたのです。

そのうち「色々な人がいる。一人一人違う。違うけれど同じ部分がある。共通している部分が自分と同じ結果を生み出す部分だ」と考えるようになりました

  • イライラしやすい人には、よく似た原因があります。
  • 喜んだり悲しんだりと落差の激しい人からは、同じような体験が聞かれます。
  • アダルトチルドレンにはアダルトチルドレンの。
  • 再飲酒しそうな人にはよく似たシグナルが出ます。

仲間の話と自分の過去から飲みたくなる原因は何かを探りました

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原因自分論の落とし穴

自分を責める道具に使わない

最初はうまくいきませんでした。

  • 原因は自分にあると知って、何とか飲みたい感情を探ろうと思う。
  • けど素面の頭で考えてみても、モチベーションが続かない。

私の一番の気づきは「原因を探ろうとしても、自分を責めてしまう」ということでした

アルコール依存症の人は、自己肯定感が低いです。

自信がなく、自分をダメ人間と思っています。

そもそも断酒したいのに、スリップを繰り返す状態では自信を持つことは難しくなります

原因は自分=自分はダメなやつと考えていました

「職場の人間関係が悪い」⇒「原因は自分」=「自分が悪いから」

  1. 自分を責めるのではなく人間関係が悪いなら、まずはその種に当たる部分を探すことでした
  2. そしてその原因の種から解決できるかもしれない行動を選んでいきました

他人と比較して解決策だけを選ぶと、自分はダメだという気持ちに引きずられてしまいます

  • 自分は人間関係が苦手だから
  • 自分は頭が悪いから
  • 自分は若くないから
  • これといった技術も資格もないから

私はどうしてもこういった感情に襲われがちでした。

かと言って無理をし過ぎると、疲れ果て、お酒の誘惑がちらついてきます

自分が無理せず今できることを探すことを心がけました。

迷った時は、自助グループやTwitterなどで感情の混乱を避けましょう

原因を探さずに「自分が悪い」と落ち込んでも少しもよくなりません

また原因がはっきりわからないとたまたま運が悪かったと言って、同じような失敗を繰り返します。

大切なのは、今の自分に変えられるものと、変えられないものを見分けることでした

結果主義

発展していくためには、結果を追求することが求められます。

しかし、私は自分の経験から依存症の人が気を付けるべきポイントがあると思います。

ポイントは「ハードルを高くしてしまう」ことです

結果を出さなくてはならない「ねばならない」状況になると、依存症の人は「できないことまで自分に果す傾向」が出がちです

自分の成長を楽しむ余裕がなくなり、自分を追い詰めます

私は結果にばかり囚われると、人間関係でも人を裁くようになり、段々孤立していきました

  • 一般的に依存症の人は、人にお願いしたり、上手に逃げるのが下手なので、すべて自分で背負い込みがちです
  • 私も自分一人で背負い込むような負担が自分を疲れさせ、孤独にさせました
  • 結果がすぐに出ない自分にいら立ちを覚えました。

極端から極端に走る「白か黒か思考」となると、極端さが再飲酒のリスクを高くします

  • 言い訳は人の常なので、死ぬまで続きます
  • 私の目的は心を楽にして、お酒に頼らず生きていくことです。

「原因を探す」という結果にばかり囚われてしまうと本末転倒です

結果主義から離れるには、自分の成長を大切にしたいです。

些細なことでも自分は成長したという喜びを持つことでうんと楽になりました

原因自分論で断酒継続

最後にまとめると「原因が自分にあると考えるのは、上手くいかない原因を探る」ことです

原因自分論は自分を責めたり、自分を苦しくする考えではありません

我慢の勧めではありません

根本的な、根っこの原因知ることです。

原因を知って対策を立てます

その時に、

  • いたずらにハードルを高くしたり、完全主義にならない
  • 今の自分にできることに集中する。
  • 自分に変えられるものと、変えられないものを見分ける
  • そして過去の自分より前進しているところを認める

そういった自分のチャレンジを支えてくれるのは仲間の力です。

原因が自分にあることを知って、自分を苦しめている根っこの感情を知りましょう

そしてできることを着実にこなしているうちに、断酒継続ができるようになると思います

自分の人生に責任が取れるということは素晴らしいことだと思います。

私は少しずつ自己肯定感を高められました

今よりも責任を取れる範囲を、少しずつ自分のペースで広げていきたいと思います

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