マイルールで否定から入る人の脳の中と心理

この記事は「マイルールで否定から入る人の脳の中と心理」です

「いやいや」「そんなことはない」「でも」口癖の人はいませんか?

あるいは「この料理どう?美味しい?」と訊くのではなく「この料理不味いね」と最初から否定的に断定してくる人。

「それは○○だ」と自分で決めて人の話をまともに聞かない人も

こういう人の頭の中で起こっていることと、心理を「脳科学(ドーパミン)」「心理学(フラジャイル・ナルシシズム)」的アプローチでまとめてみました。

相手のことを知れば少しは自分の見方・接し方が変わるかもしれません。

否定から入る人は嫌われる

「否定から入る人」は嫌われます

「でもそれは」「いや」「そうではなくて」「違うよ」から始まるのが口癖の人

「興味ない」の一言で話を打ち切る人も

頭の回転が速く、特定の考えに凝り固まっている人が「必ず否定から入る」と周囲の人はたまりません

  • 相手を見ずに、自分の思い込みで決めつけをします
  • 他人の言い分や状況を確認せずに頭ごなしに「否定」をします
  • 反論させないように封じ込めようとします

マイルールで否定する人の脳の中は

Aさんは社員食堂で働いているパートさんに感謝することを心がけています

食事を作ってくれる人を大切に思う、ありがたいと感じるのはいいことです。

Aさんが上司になった時「部下が社員食堂のパートさんに失礼な態度を取ると、異常にキレる」などという例はよく見かけます

本来なら部下に理由を説明し、納得させればいいのですが「許せない」と問答無用に怒り、反論する余地を与えません

自分が正しいと思っているときの怒りはエスカレートする

マイルールが「本人の正義感」で裏打ちされているとき、怒りは過剰になります。それはなぜか?

正義感から相手を否定・攻撃する場合は脳内ドーパミンが分泌されています。

ドーパミンは快感・快楽の時に分泌される神経伝達物質です

正しいことをしているというのが脳内では快感・快楽なのです。

ドーパミンは快楽物質なので、正しいことをしているという快感がプラスされるので、怒りが過剰になります

これは宗教間の争いを考えればわかります。

世界で信者数が多いトップ2の宗教ではすさまじい争いが形を変えながらずっと続いてきました。

どちらも愛と寛容を教えているのに、自分たちが正しいと強く確信しているので、問答無用に相手を否定します

ドーパミンが大量に分泌すると、理性で抑制できなくなります

依存症も脳内のドーパミンの暴走により起こります

理性や意志の力ではドーパミンの暴走を抑えられません

「マイルール」を自分個人の考えから飛躍させて「正しい・正義・常識」という風に考える人は、快感・満足感から「否定・攻撃の中毒」になります

参考書籍です

断酒 脳
このページは「アルコールでダメージを受けた脳の回復は断酒から」です アルコールは脳にダメージを与えます アルコールを飲み続けると脳萎縮が進みます。お酒は飲めば飲むほど脳萎縮・認知症のリスクが高くなります...

フラジャイル・ナルシシズムという心理

否定から入る人は本当は自信ではなくて不安がある

「否定から入る人」の心の底には「現実逃避」があります

詳しくはこちら

断酒の邪魔をする否定から入る癖
断酒の邪魔をするのは、人間関係のストレスです。否定から入る人は嫌われますが、たいてい感情・態度の癖になっています。その裏に不安や自信のなさ・現実逃避があります。「聞く力」「褒める力」による調律で自己肯定感を高め、解決するヒントを書きました。

最もわかりやすいのは部下などの自分が格下だと思っている人から否定される場合です。「フラジャイル・ナルシシズム」と言います。

後輩に追い抜かれる時、自分より下だと思っていた相手に敗れたときの嫉妬はすさまじいものになります

新しい勢力に自分の存在を否定されるような気がします

上司と言っても必ずしも自分の実力だけでその地位についているわけではありません。

年齢や勤続年数の長さから上司になった人は、心の底では自分の実力のなさに不安がいっぱいです。

上司という立場上、指示をしなければいけない、何か言わなければいけない

すると実力のある部下が自分を脅かす存在見思えてきます

部下に舐められるのは嫌だという感情から、過剰に否定的に相手を従わせようとします

フラジャイル・ナルシシズムとはこういった心理です。

親子の間でも起こりがちです。「親のほうが上」ということにしないと親の心が安定しません

  • 特に毒親と言われるタイプの親は、子供の成果は自分の手柄にしたくなるのですが、子供を自分の支配下に閉じ込めようとします
  • 子供が自分と違う価値観で攻撃してくると、ヒステリックになって抑えつけようとします

夫婦でも妻の年収が夫を超えたり、社会的地位が上回ると、夫が原因の離婚や浮気が増えます

  • 夫は妻に理屈で攻撃されると、プライドを保てなくなります
  • 自分より頭がよく、物知りの女性を煙たがる本能があります

配偶者や恋人、いつもは仲の良い友人などがこういった状態の時は、自分が疲れていないときには「聞き役」に徹していればやがて元通りになるかもしれません。

「マウントを取りたい」相手にケチをつけたいという心理は、弱さの表れといえます

厄介なのはこういった感情は無意識のうちに起こることです

本人は当たり前のつもり。あるいは何となく行ってしまいます

しかし、基本的に本人に自覚がない場合はどうしようもありません

私もこういうタイプの人は苦手なので距離を置きたいと思っています

自分が不快にならないように距離を取るのがいいように思います。

と言ってもこちらの正当な要求を否定され続けるのは問題だと思います。

相手の否定を上手に打ち返したいと思います

上手に断る方法はこちら。

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依存症・AC・メンタルがつらい人が断れない時は、人から嫌われることを恐れる気持ちが強いことが多い。「ありがとう」をまず伝え、相手に嫌われずに自分の考えを主張する方法についてまとめました。「ありがとう」の習慣で人間関係が好循環し、自己肯定感が高まり、心を楽にします
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フラジャイルナルシシズムはこちら

Fragile Narcissism – The Narcissistic Life


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