酒乱・アルコール依存症の夫と別れられない理由

この記事は「酒乱・アルコール依存症の夫と別れられない理由」です

結論は「お金・子供の問題は一人で悩まず相談する」です

旦那は酒癖が悪いが今のところ離婚しないで頑張るつもり。

そういう奥さんとても多いですし、特に日本では飲酒の問題についての無理解もあるので奥さんが耐え続けることを美化する風潮が強くあります。

夫はお酒を飲まなければ優しくていい人です。働き者で

これはアルコールに依存している夫を持つ奥さんの体験談などからとてもよく聞く言葉です。

私はアルコール依存症当事者ですが世間のイメージとは大きく違い「家族思い」「仕事熱心」な人が多いのは実感しています。

逆に言えばだからこそ旦那の酒癖の悪さに悩んでいても離婚を思いとどまるのだろうと思います

しかし、それでも限度があります

単に酒癖が悪いだけと思っていた旦那いつの間にか酒乱ぶりをエスカレートしてやがてアルコール依存症になります。

きっぱりと「生涯断酒」をしない限り、立ち直るのは99・999%くらい不可能です

ですからお酒をやめない旦那との離婚を考えるのは早いほど被害は小さくて済みます

とは言っても家族に一人でもアルコール問題のある人がいれば家族は疲れ果てて余裕などありません

そこで離婚を踏みとどまっている主な原因を「お金」「子供」に絞って書きました。

そして今の問題に役立つ弁護士などの相談先もリンクを張っておきました。

経済問題は離婚しない理由の一番目

アルコール問題に限らず、離婚の障害には「経済問題」がつきものです

経済問題を中心に「離婚」に踏み切れない家族の方の現状があります

専業主婦の場合は、再就職が難しい

母子世帯の平均年収は243万円です

平成28年度調査の結果、母子世帯数は123.2万世帯(前回123.8万世帯)、父子世帯数は18.7万世帯(同22.3万世帯)で、平均年間収入(母又は父自身の収入)はそれぞれ243万円(同223万円)、420万円(同380万円)、世帯の平均年間収入はそれぞれ 348万円(同291万円)、573万円(同455万円)でした。厚生労働省より引用

一般的に離婚をする場合に、経済的な余裕が必要です

「財産分与・慰謝料・養育費など、どうしていいかわからない」

  • 自分の貯金を生活費3~6か月分以上準備しておく。
  • 職業を持っていて、自分の収入で生活が出来る。
  • 親の理解と協力が得られる。

厚生労働省の記事です

平成28年度 全国ひとり親世帯等調査の結果 |報道発表資料|厚生労働省
平成28年度 全国ひとり親世帯等調査の結果について紹介しています。

財産分与

財産分与とは結婚してからの生活中に夫婦で築き上げた財産を、離婚時に分配することです

不動産・家具・家財・預貯金・車・保険解約返戻金・退職金などです

夫が作った酒代やギャンブルなどの借金は関係ありません

詳しくはこちら

浮気・不倫の慰謝料や離婚の弁護士への無料相談はアディーレ法律事務所
浮気・不倫の慰謝料や離婚のことは弁護士にご相談ください。アディーレ法律事務所ならご相談無料です。土日祝日も夜10時まで受付ております。夫の浮気、不倫、不貞、DVでお悩みの方。慰謝料、養育費、親権の不満も解決。

離婚後の助成金

離婚後の公的支援制度があります

児童扶養手当・生活保護・就学援助・貸付・就職に関する支援・住居などに関する支援・ひとり親家庭に対する医療費補助制度・税金の軽減・水道・下水道料金の減免・粗大ゴミの処理手数料の減免など

詳しくはこちら

浮気・不倫の慰謝料や離婚の弁護士への無料相談はアディーレ法律事務所
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酒に狂うと金銭感覚も狂うので将来の支払いは見込めない

公的制度のプラスして慰謝料養育費を請求できます。

しかし、アルコール依存症の家庭ではそういうわけにはいきません

依存症になると金銭感覚が狂います

飲酒が一番」なのです。サラ金カードローンに限界まで手を出して飲む人が多くいます。

依存症と酒乱の見分け方医師による診断が必要ですが、大雑把に言って「飲酒の優先順位が上がり、ほかのことがどうでもよくなってくる」と依存症の可能性は高くなります

そして今はまだ大丈夫でも酒をやめない限り近い将来必ず破綻の方向へ進んでいきます

ですからすでに蓄えを食いつぶされているという現実があります

それでも奥さんが高収入の職業についているなら、何とかなるかもしれません。

残念ながら大半はそうはいきません。

アルコール依存症の夫には経済力がない

困ったことに、アルコール依存症の夫は経済力がない、今後無くなっていく場合が多いのです

幸いに今は仕事があったとしても、このまま飲み続けていくなら厳しい将来が待っています

立ち直ってくれれば、養育費慰謝料も支払ってくれる可能性はあります。

年金分割も応じてくれるかもしれません。

しかし仮に離婚をしたところで断酒を継続できなければ、支払いは怪しいのです。

夫は仕事も失っているか、このままいけば失業の可能性が高い人が多いです

そもそも「立ち直る可能性がないだろう」と思い、離婚をしたいと願っているのです

そのことが余計に

このままでもお金が無くなる

離婚しても生活費が不安

このままでもお金が無くなる

離婚しても生活費が不安

となって決断を先延ばしさせているようです。

「経済問題」と「奥さんが疲れ果てている」という事情から、「早く旅立って生命保険等で問題が解決できれば…」というのが、奥さんたちの本心です

疲れ果てている妻の現状です。

アルコール依存症の家族は地獄
アルコールに依存している人が一人いると、その家族は全員が疲れ果て、家庭は地獄になります。アルコール依存症という病気は外からは分かりずらく、病気のこともあまり知られていません。アルコール依存症の治療と相談先を知ることで楽になります。

実は子供は理由にならない

子供のことを考えると離婚できないという奥さんは多くいます。

しかし子供にとっては、酒に狂った父と一緒に暮らすのも地獄です

夫が酒癖が悪いということですでに子供の心は病んでいます。これは今後夫が断酒をしても多少程度の差があるだけで基本的には同じです

やっかいなことに子供の頃は従順で父親思いだったとしても遅くても30歳ころを境にアダルトチルドレン・機能不全家族の問題が必ず出てきます。

今後親に対してどう考えるかは、最後は子供次第、子供の問題です。

依存症が原因の場合は、夫の不倫・夫婦の価値観のすれ違いなどとは違います

子供を理由に問題を先延ばしするのは意味がないと思います

機能不全家族で育った子供についてはこちらです

毒親
このページは「毒親」です 毒親 機能不全家族で育てられたM君の物語家族が機能していない、あるいは機能が不全な家庭に育った子供は、生きづらさを感じます。アダルトチルドレン・毒親育ちの愛情は極端なところがあり、M君の場合はその典型...

離婚をためらう現実

離婚しても心の傷は残る

アルコール依存症を支援するグループに「家族教室」「家族会」「アラノン」などがあります。

アルコール依存症の奥さんが「家族教室」「家族会」「アラノン」に参加してもすぐにはうまく行かないこともあります

今までお酒をやめてもらおうと何か月も辛抱強く実践しても、やはり飲んでしまう

奥さんは自信を無くしていきました

その繰り返しの中で、傷ついた心は離婚したからといって簡単に治りはしません

心の回復に時間がかかり、忍耐が必要なのは家族も同じです

家族自身も依存症の家族病から回復する必要があります

離婚=家族の心の回復ではありません

こちらに様々な相談先をまとめました

404 NOT FOUND | 依存症からの回復 Vega0323

離婚がきっかけで立ち直る場合もある

私の経験ですが、離婚が本人にとっての「断酒のきっかけ」になったケースをたくさん見てきました

離婚をきっかけとして断酒に成功し、再び良い関係を結べるようになる人もいます。

ただそれはあくまで本人次第。本人の問題です。

そういったことを冷静になって考えるだけの心の余裕を持つために、まずは専門家に相談して負担を減らすことで家族の心は救われます

結論|独りで悩まず相談する

事情は各家庭により違います

離婚すればメリットデメリットもあります。

私が一番言いたいのは「独りで悩まない」ということです

暴力の範囲も世間一般のイメージと法的に考えられているものは違います

殴られていなくても、喧嘩が絶えず険悪なムードが続いていれば、「アルコール依存症のせいで夫婦不和が起こっている」と認められるケースもあります。

給料を飲み代ばかりに回し、家庭に入れなければ「悪意の遺棄」が成立する場合もあるようです。

暴力への対応策はこちら。

依存症夫の家庭内暴力対策と相談窓口
この記事は「アルコール夫の家庭内暴力対策と相談窓口」です。暴力対策と相談窓口を専門家の記事・動画リンクを張って分かりやすくまとめました。記事の最後に妻や子供は暴力の被害者で、悪いのは暴力を振るう加害者だと書きました。
酒乱夫の家庭内暴力から逃げる
酔った夫の暴力には引き金になる信号があります。「危険信号」を見つけることができれば、対応策を立てることも可能です。この記事は根本的な解決策ではありませんが、酔った夫の無駄な暴力から身を守るの方法を書きました。危険信号を見つけて暴力から身を守りましょう。
アルコール依存症の家庭内暴力と解決策
アルコール依存症の家庭内暴力の原因は家族に対する甘えです。共依存という関係を持って暴力が継続されます。ですから解決策として第三者の介入が必要になります。暴力が継続する原因と解決策を書きました

私は法律の専門家ではありませんので、詳しいことは延べられませんが無料相談でもいいので「一歩」を踏み出すことをお勧めします。

たとえ離婚をしなくても知っているのと知らないのとでは大きく違います

  1. 選択できる幅が広いということは、余裕に繋がります。
  2. 余裕があれば、冷静に判断をすることができます。
  3. 離婚には時間がかかります体力も精神力も必要です。
  4. やはり専門家に相談するのがベターだと思います。
  5. 独りで悩み苦しむのは、最悪の選択です。

少しでも心の負担を減らし、色々な人の力を借りながら解決していきましょう

参考記事

酒乱 夫
このページは「酒乱の夫」です。夫のアルコール問題で悩んでいる妻に役立つ記事をまとめました。酒癖の悪い夫、肝臓を治療中の夫、アルコール依存症の夫を持つ家族が対象です


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