断酒がくじけそうなときには

この記事は「断酒がくじけそうなときには」です

結論は「まず食欲を満たし、ストレスを誰かに喋り今日一日を乗り越えよう」です

  • このままでは会社を首になる。
  • 家族のことを考えるとやめられない自分が情けない。
  • もう体が限界、医師からはこのままでは死ぬと言われた。

だからお酒をやめなければいけないのに飲みたい気持ちに負けてしまう。

断酒にくじけそうになる時はありますよね。

私もこの苦しさは十分味わってきました。

私自身のそして私の仲間の成功体験から「飲酒欲求に勝てないときには」「普段から気をつけたいこと」をまとめました。

私は3月23日で断酒10年になりますが、この記事の「飲酒欲求に勝てないときには」の段落で書いた内容は当時から今まで基本的には変わっていません

人により違う部分もありますが緊急対策としては使えることが多い内容だと思います。

飲酒欲求にはがあります。

何とか乗り切って頂きたいと思います。

飲酒欲求に勝てないときには

食欲を満たす

私の経験上今まさに飲酒欲求に襲われてくじけそうなときに、真っ先にやるべきことは食べることです。

食べるのが最も即効性があります

理由はお酒は空腹のほうがおいしいからです。

脳の報酬系回路の仕組みから言っても飲酒欲求からくる暴走するドーパミンを手っ取り早く抑える方法は食欲を満たし抑制することです。

お酒をやめると甘いものを食べたくなる経験はありませんでしたか?

お酒甘いもの糖分暴走する場所が近いのです。

お腹いっぱい食べたって誰にも迷惑はかけません

規則正しい食事は呑兵衛の敵です

空腹が断酒に悪いのはこちら

空腹は断酒の敵
「空腹は断酒の敵」です。空腹はイライラを感じやすく、疲れやすくもなるのでスリップをしやすくなります。その理由を闘うホルモン、脳の機能低下、安心ホルモンで説明しました。

暴走する脳の仕組みはこちら

依存症になっていく脳とドーパミンのメカニズム
この記事では脳の報酬系や悪循環の仕組み・一度依存症になるとなぜ元通りにならないのか?についてまとめました.こういった知識があると理性の力だけで依存をコントロールできないと納得しやすくなります。無駄な抵抗はやめようと思えるのでその意味ではお勧めの内容です

お腹を一杯にすることがいい理由はこちら

断酒後に甘いものを食べたくなる仕組み
断酒後に甘いものを食べたくなるのは、脳の仕組み・働きがあります。今回は「ドーパミン」「血糖値」「レプチン」からざっくりとまとめてみました。甘いものが食べたくなる原因が分かれば食べ過ぎ対策も可能になるかもしれません。

脳に悪い飲み方をまとめました。この内容も使えると思います。

脳にダメージを与えるアルコールの飲み方とは?
一気飲みをすると血中アルコール濃度は急上昇します。そして、脳を麻痺させ、ひどい場合は死に至ります。一気飲みはアルコール依存症に多い飲み方です。他にも空きっ腹に飲む・独り酒、あるいは愚痴やボヤキを肴に暗い酒を飲むなど、脳に悪い飲み方を書きました。

怒りと孤独の解消

お腹がいっぱいになったら次にやるべきことは、ストレス孤独を埋めることです。

スリップの原因は日常生活でたまったストレスです。

これがお腹の中でどんどんくすぶってブチ切れる怒りと共にお酒に手が出ます

でもどうやってストレスを解消するの?

大したことのない飲酒欲求なら運動をしても深呼吸をしても動画を見てもいいと思います。

緊急の場合は私の経験上効果があるのは誰かと喋ることです

喋る相手は「黙って聞いてくれる人」がいいのですが、できれば自分の「今飲みたい。我慢できない」という気持ちを分かってくれる人のほうがいいと思います。

こういう時に説教をされると余計に腹が立つので逆効果です

「それは誰か?」と考えたときに、やはり同じ悩みを持った人が心強いのは間違いありません。

もしそういう人がリアルでいなければSNSなどでぶちまけましょう

参考記事

イライラ・怒り
このページは「アルコール依存症の特徴である怒りを和らげたい」です ついイラッとしたり、子供を叱ると止まらない…そういう悩みはないでしょうか? 依存症がスリップする直接の原因は「怒り」からくることが多いようです。 アンガーマネジ...
孤独は断酒を妨げる
このページは「孤独は断酒を妨げる」です 目次 寂しくて酒を飲むと人は余計に孤独になる断酒継続のための孤独・寂しさ対策断酒の敵は言いたいことを我慢するストレスアルコール依存症が飲むようになったきっかけは...

ゆっくり休む

お腹が満たされ、誰かと喋り、イライラが治まったら次は寝ましょう

ストレスの原因には肉体的な疲れと精神的な疲れの両方があります

仕事・家事・育児で体が疲れすぎたり人間関係で精神的な疲れ・ストレスがたまりすぎると酒は止まらなくなってしまいます

眠れず苦しいなと思ったらまた食べる誰かと喋る繰り返せば何とか乗り越えられると思います。

それでも眠れないときには考えて頂きたいことがあります

眠れない苦しさ酒を飲んだ後の苦しさどちらが大変か

もし、あなたがすでにお腹が一杯で、誰かと話をした後ならどちらが大変か考える余裕ができているはずだと思います。

そもそも今眠れないということ自体で十分苦しんでいます

これ以上自分を責めるのはやめましょう

参考記事

不眠は断酒を妨げる疲れ
このページは「不眠は断酒を妨げる疲れ」です 不眠は断酒を妨げる疲れ アルコール依存症の不眠は辛いアルコール依存症の場合、眠れない夜にお酒に手が出た結果ひどい飲み方になった人が多いです。睡眠に完璧を求めない。再飲酒より眠れない...
HALTの法則で依存症は回復する
HALTの法則とは依存症の人がアルコールの再飲酒、薬物の再利用を防ぐポイントです。今回はアルコール依存症の事例で説明しましたが、薬物依存症など他の依存症・精神の病気を引き金とする障害・症状からの治療・回復に応用できます。病院・自助グループでも使われます。

今日だけ飲まない

大切な考えは今日だけ飲まないということです。

特に苦しい時は今晩だけを何とか乗り越えることにに集中しましょう

私もアルコール依存症なんて受け入れたくないことばかりでした。

その中で最も受け入れたくなかったのは「一生飲めない」ということです。

今飲みたい気持ちが強くなっているなら「一生飲めない」というのは余計に受け入れがたい考えです。

こんな苦しさが死ぬまで続くのか」となれば誰だってあきらめてしまいます

しかし、飲酒欲求には波があります

今苦しくてもだと思えば何とか乗り越えようと思えてきます。

しかもこの波は断酒継続の日数が増えるほどに小さくなっていきます

それよりも厄介なのは、不安に襲われるとそれが心の中でどんどん大きくなることです

それを防ぐには、全力を尽くして「今日だけ飲まない」に集中することが断酒の秘訣だと思います

詳しくはこちら

断酒のコツは今日だけ飲まない
この記事は「断酒のコツは今日だけ飲まない」です結論は「今日だけ飲まない」は飲酒欲求を抑え、不安から守ってくれる」断酒したい人にとって「一日断酒」「今日だけ飲まない」はよく聞く言葉ですよね。この言葉...

断酒継続している人の体験を読む

普段から断酒継続ができている人体験談を聞くのは、やはり効果が高いと思います。

同時に自分の苦しさストレスを普段からためない、少しでも小さくするという意味で自助グループカウンセリングを利用して人前で語るというのは自分を楽にします

しかし自助グループ繋がっていない今飲みたくて次のミーティングや例会に間に合わないときには断酒継続をしている人の体験読むことをお勧めします。

断酒にかかわらず物事がうまくいかないときには成功している人の体験を知るのが一番です

気分も落ち着きます。希望も出てきます。

今の飲みたい気持ちを抑え、もう一度気持ちを立て直そうと思えます

「みんな苦しい時期はあるんだな」と思えれば頑張ろうと思えてきます

私の体験もこちらから

断酒9年半を振り返って感じる断酒の効果ベスト8
断酒したらどんないいことがあると思いますか?私は「断酒はメリットしかない」と言いたいです。私自身の体験で効果が早く出たことから順番に8つ(肝臓・血圧・肌(若く見られる)・お金・ダイエット・脳・人間関係・時間)書きました。

普段から気を付けたいこと

原因は自分にあると考える習慣が断酒継続を守る

アルコール依存症の人は自分をごまかして飲み続けてきました。

飲み始めの頃なら別ですが、途中からは「このままではヤバイ」という気持ちに何度もなったはずです。

しかしお酒を手放すのが嫌言い訳をしながら飲み続けてきました

この心の習慣は簡単には消えません

断酒すれば体調は良くなりますが、考え方の癖までは治りません

この習慣がある限り、日常生活で同じような場面に遭遇した時、また酒に手が出てしまいます

根本的に自分を苦しめているものの正体を知って克服していきたいものです

詳しくはこちら

断酒を継続させるには原因自分論
断酒にスリップはつきものですが、これはアルコールが脳の病気だから当たり前に起こる症状の一つです。断酒を継続させながら原因が自分にあると認める習慣スリップのリスクを減らす方法。その回復過程で気をつけたい対策ポイントの「自分を責める」「結果主義」について書きました。

自信がない間は薬を使う方法もあります。

断酒薬
このページは「 セリンクロとレグテクトと抗酒剤 アルコール依存症に効くのは?」です 結論「現段階ではどの薬も決定的な力があるとは言えないが、色々な方法と組み合わせて補助的に使用すると一定の効果が見込める」です ア...

酒に対して無力であることを認めよう

そもそも依存症になるまで飲み続けるというのは飲めない人から見れば狂っているとしか見えません。

仕事お金仕事家庭人間関係お酒を飲んできたせいでとても大きな損害を受けています。

しかし、依存症の人には「それでも飲み続けなければいけない理由」がありました。

それは心の中に空いた穴、深い闇です

心の穴、深い闇を埋める手段としてお酒は便利な道具でした

酒が好きというだけでは依存症にまでなりません

闇の中身人によって違います埋めるための手段として酒を使ってきたのは間違いがありません。

できれば個々心の穴、闇を埋めましょう

しかし簡単には埋まりません

せめてその手段として酒を使うのはやめましょう

あなたの飲酒は今まであなたを苦しめました

酒とつきあい続ける限りあなたはこれからも栗しみます

酒に対して自分は無力だと認めることは恥ずかしいことではありません

酒以外の何か心の闇を埋めることが断酒継続の秘訣だと私は思います。

参考記事

断酒に底つきは必要
このページは「断酒に底つきは必要」です 目次 底つき底つきとは何か? 早く体験するには? についてのヒントです私自身の直接の底つき体験です私が底つきをするまでの体験談です断酒継続は無力から始まります...


アルコール依存症ランキング

タイトルとURLをコピーしました