アルコールが原因の脳萎縮を知ると、お酒をやめたくなる

この記事はアルコールが原因の脳萎縮を知ると、お酒をやめたくなるです

結論は「アルコールは脳には毒なので、断酒して頭を使おうです

委縮するって怖いですよね!

私はアルコール専門病院に入院中に「萎縮し始めている」と言われました。

お酒飲みすぎる脳委縮します。

しかも委縮はCTやMRI検査で見ると、最も人間らしい活動に関係が深い前頭葉から始まります。

お酒好きの人は自分の飲酒を妨げるものを否定します。

例えば他人の忠告を無視するし、体調の悪化も軽く見たがります。これらを否認と言います。

もちろんアルコールに依存性があるのが原因ですが、前頭葉委縮することによる判断力低下も大きく関係していると言われています。

大量飲酒は認知症になるリスクを高めます

いわゆるアルコール性認知症です

ところでどれくらい飲酒すると委縮するのでしょうか?

  • アルコール原因脳委縮過去飲酒量比例します。
  • 適量は健康にいいとされていますが、には少量でも悪い影響を与えます。
  • つまり少しでも飲めば脳にダメージ・障害のリスクがあります

予防は飲酒しないことです。適量ではありません。

アルコールに依存している人は認知症のリスクがとても高くなっています

特に脳血管障害、頭部外傷、肝硬変、糖尿病などがの要因が重なると危険度は増します。

アルコールと認知症の関係には反対意見もあります。今回の記事では反対意見も取り上げました

そして断酒して脳は使えば記憶力を中心に回復します

脳萎縮って?

脳が委縮するって、怖そうですよね?

脳の容積が減少することを「脳萎縮」と言います

健康長寿ネットより引用

脳の萎縮は年を取るにつれて進みます

加齢による脳委縮についてはこちら

MRIの画像で比べると『飲む人』の脳は『飲まない人』の脳に比べ10~20%ほど萎縮していることが多いと言われています

ヘルスアップより引用

当然ですが高齢になって飲酒を続けていれば脳の萎縮は一層進みます

飲酒による脳委縮はこちら

脳委縮について厚生労働省が簡単にまとめています

脳委縮した私がアルコール専門病院で体験したこと

私が初めてアルコール専門病院に入院したとき、同じ部屋の50歳代の患者さんが脳萎縮していると聞きました

  • 会話普通にできるし本当かな? と思いましたが、奥さんがお見舞いに来た時「物忘れがひどく、すぐにカッとして怒りの感情をコントロールできない」と聞きました。
  • しばらくして、病院の「勉強会」で「脳が委縮した依存症者非常に多い」と教えてもらったのですが自分は関係ないだろうと思っていたのです。

ところが、2度目の入院の時「君の脳は萎縮し始めている」と言われました

実は私はこの2度目の入院の記憶があまりないのです。なぜ、どういう経緯で入院したのか、はっきり思い出せません

  • ですから当ブログは1度目の入院と3度目の入院の時の記憶をもとに書いています。
  • アルコール依存症に関するブログはかなり前から書いてみたいと思っていました。
  • 今ごろになってやっと書こうと決心したのは、過去の記憶の整合性がかなり安定してきて、どうやら妄想で語ることはなさそうだと思うようになったからです。

私は「脳が委縮している」と宣告されたのは、やはりショックでした

私は脳に関することをわからないなりにも調べ、脳に良いとされること、例えば速読したり、音読したり、脳トレをしたり、英語をやり直したり、有酸素運動をしたり色々とやってみました。

依存症と言われてからこの19年間、アルコールで悪くなった脳・肝臓・胃腸・膵臓・心臓・肺・甲状腺・血圧・糖尿・癌その他病気や心の病、薬について調べたり考えたりする必要がありました。

アルコールが原因の脳委縮の症状

脳萎縮は今まで飲んだ量に比例する

お酒好きにとって恐ろしいのは、今まで飲んだアルコールの量に比例して「脳の前頭葉」の細胞がひときわ著しく減っていくことです

一時的に大量に飲むとか、定期的に飲まない日を設ける、ということは関係ありません

  • 生涯に飲むアルコール量が多ければ多いほど、飲まない人よりも脳は急速に萎縮していきます
  • 海馬の萎縮リスクは3.4倍認知障害の原因になります

飲酒量に比例して脳が委縮するのはこちら

少量の酒でも悪影響という論文に関する記事です

前頭葉は「考える」「記憶する」「アイデアを出す」「感情をコントロールする」場所です

前頭葉が損傷を受けた場合についてはこちら

アルコールで前頭葉から減ることについてはこちら

海馬は記憶にかかわります。特に短期記憶に深く関係します

海馬の説明はこちら

アルコールで海馬が委縮することについてはこちら

休肝日を設けても脳は委縮するというのはこちら

反対意見もあります

こちらの記事では脳のニューロン同士の交信を妨げるが、回復可能と主張しています

脳内のニューロンとは神経細胞のことで脳はネットワークを張り巡らせて様々な高度な働きをしています

ニューロンの説明はこちら

アルコールが原因の脳萎縮は回復する

アルコールが原因の脳委縮は回復します。

不安になられた方はこちら

断酒すると脳は回復する
お酒を飲むと脳は萎縮します。では萎縮した脳はもうどうにもならないのでしょうか?断酒して脳を使えば、元気に働いてくれます。脳はネットワークの質と量で決まる。壊れたネットワーク。脳の可塑性とは。頭が冴えるように私が挑戦した方法もまとめました。

結論はアルコール依存症はお酒をやめて頭を使おう

結論はお酒をやめて頭を使おうです

アルコールは脳にとっては、わずかな量でも毒です

  • 一部壊れても他部分で、機能果たそうとします
  • そしてネットワーク張り巡らせる努力で、衰え最小限にすること可能です。
  • 当然それらは断酒し続けること前提です

皆さんもお酒やめ続け元気で楽しい生活を送れるように頑張りましょう

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