断酒継続のための孤独・寂しさ対策

この記事は「断酒継続のための孤独・寂しさ対策」です

結論は「自分に合いそうなコミュニティを見つけて、参加することで孤独感の問題を改善する」です

依存症の人が気をつけるHALTの法則寂しさ孤独から身を守るヒントです。

孤独希望まで奪います

断酒継続したいというモチベーションを保つため、依存症の人のコミュニティ参加は、最初のうちは特に大切です

それが安定してきたら、コミュニティを分散することをお勧めします。

仕事+趣味+断酒などです。

これをすることで、1か所失敗してもまだ他があるので、フォローが効きます

依存症が寂しい原因

依存症の人は孤独な非現実の世界の住人

依存の特徴として、孤独・寂しさがあります

人と一緒に楽しくお酒を飲んでいても酔ってくると周囲が見えなくなってきます

酔うということは一人っきりの幻想の世界へ入るということです。

アルコールだけではありません。

ギャンブルでも、ゲームでも一見相手がいるようで没頭すると一人きりの世界へ没入します。

依存症になる過程で、人は孤独な非現実の世界へどんどん入り込みます

独りでいるほうが楽になって嗜癖を繰り返す

嗜癖にハマってくると周囲の人や自分が置かれている状況が目に入らなくなりどうでもよくなってきます

依存している本人は自覚していませんが周囲から見ると「自己中心的」な態度と見えます。

依存症になると、アルコールであれギャンブルであれ、買い物であれ、必ず人との間に問題を起こします

従って一人でいる方が楽になります

そして嗜癖を繰り返すという悪循環に陥ります

アダルトチルドレン・毒親育ちの場合

アダルトチルドレン・毒親育ちは自分で壁を作ります

  • 周りの人は私がいつも気丈で平気だと思っている。
  • 本当は、私は孤独で寂しいのだけれど、全然気づいてくれない。
  • だからといって、孤独で寂しいことを認めるのが怖い。
  • だからずっと強がって待っている。早く気づいてほしい。

このように、アダルトチルドレン・毒親育ちは外面は強がっていても、孤独感や寂しさを隠し続けています

アダルトチルドレン・毒親育ちの孤独は、子ども時代の父や母との関係に原因があります。

親が依存症だと子供のことより、お酒やギャンブル、ゲーム・買い物などにとらわれてしまいます

子供がスキンシップを求めても、お酒やギャンブル、ゲームに夢中になり「うるさい!!」となります

依存症ではなくても、毒親は自分の価値観を子供に押しつけるのでコミュニケーションが一方的になります

毒親は無意識のうちに子供ありのままの姿を受け入れることを拒否しているので、子供は受け入れられていない自分をダメな子供と認識します。

そして孤独感や寂しさを親に見せると「怒られる!嫌われる!」と信じ込みます。

「寂しさを見せると嫌われる」という心の反応パターンは、意識して矯正しなければずっと心の中に残ります

他人と一緒にいることに疲れ果てます

強い孤独を感じながらも、独りでいる方が楽です

アダルトチルドレンの生きづらさについてまとめました。

機能不全家族の回復は生きづらさの正体を知ることから
この記事は「機能不全家族の回復は生きづらさの正体を知ることから」です人間関係で責任を果たせないと悩む、自己中心的と見られる、かたくなさ、人を責める、自分を責める…こういった状態で「うまく行かないな」と感じたことがあります...

本当は寂しいのに一人が好き

人は寂しさという感情には耐えられません

一時的に寂しい思いをしても、やがて仲間ができれば心も安定します。

そして人間関係が良好だと、人は孤独に強くなります

友人の数が問題ではありません

コミュニケーションが取れ、安定した関係を持っている人は、孤独な時間を使って生産性の高い仕事ができるようになります

逆に何となく群れていても孤独な人はいます

少数でも心のつながりが強固な関係を持っている人は、一人でいても孤独感を感じないということです

依存症の人にとって問題なのは「本当は寂しいのに一人でいる方が楽だから」という状況です

寂しさは希望を奪う

寂しさは依存症者から希望を奪います

例えば連続飲酒という状況があります。

酒が止まらなくなってしまいます。

一週間ぐらいで止まったとします。

本人としてはやっと止まったという安心感このまま断酒が続けばいいなという気持ちになります

これを会社で言えるかどうかです。

俺って、一週間続いた連続飲酒を克服したぜ!

もし会社でこの言葉に共感してくれる人がいるなら、その人はアルコール依存症です。

連続飲酒から抜け出したという感情は、同じ依存症の人でなければ理解できません

自助グループであれ、ブログであれ、Twitterであれ同じ苦しみを抱えた仲間との交流はとても大切です。

「今日は断酒○○日だ」という達成感は、次の継続へのとても大きなモチベーションになります

そういった些細な喜び・達成感を共有してくれる仲間がいるからこそ「死ぬまで断酒」などという気が遠くなるようなことにチャレンジしようという希望が湧いてきます

依存症の人には、こういったコミュニケーションの場所が必須になります

依存症の苦しさは同じ病気の人でないとわからないことについてまとめました

寂しくて酒を飲むと人は余計に孤独になる
寂しい時に酒を飲む人はたくさんいます。それがずっと続くといつの間にか依存になっていきます。寂しい酒に逃げるのが依存症の特徴の一つで、特に一人暮らしの女性に増えているようです。依存症になると周囲との壁がさらにでき悪循環に陥ります。同じ悩み・病気の人との共感が酒の代わりに寂しさを癒すことについて書きました。

コミュニティは分散しよう

コミュニティは複数あれば、1か所失敗してもまだ他があるので、フォローが効きます

最初は難しいと思いますが、一つでもそこそこ心の交流ができるようになれば、増やしていくほうが自分を守れます

新しい環境に慣れるまでは孤独を感じます

今所属する仲間との交流を大事にして、新しいグループに参加する方がずっと楽です。

断酒を継続するのは、自分以外にできません

本人が失敗の中からつかんでいくしかありません。

ただ一人では喜びを分かち合うことはできません

些細な喜びを共有してくれる仲間は、断酒継続を助けてくれます

自分の中心的な悩み・苦しさを気軽に口に出せる場があると、孤独感は随分安らぎます

また自分がうまくいかない時には、成功している人の姿に希望を見出せます

そういう意味で自助グループは素晴らしい面があります

自助グループが合わなければ、ブログでもTwitterでもよいと思います

また断酒以外の趣味で気の合う仲間と触れ合うことも大切です

仕事をしている人が多いでしょうから、仕事と断酒と趣味とそれ以外という風に分散させる方がリスクは減ります

自分に合いそうなコミュニティを見つけて、参加することで孤独感の問題を改善していきましょう

寂しさ解消以外の断酒のポイントをまとめました。

HALTの法則で依存症は回復する
HALTの法則とは依存症の人がアルコールの再飲酒、薬物の再利用を防ぐポイントです。今回はアルコール依存症の事例で説明しましたが、薬物依存症など他の依存症・精神の病気を引き金とする障害・症状からの治療・回復に応用できます。病院・自助グループでも使われます。

参考記事

断酒
お酒をやめられなくて苦しんでいる最中ではまず「断酒」ですよね。 私も「断酒」という結果を求めてきました。 目次 断酒断酒の効果断酒の方法お酒を飲むと嫌われます断酒と禁酒の違いですスリップ防止断酒に底つきは必要です否認...


アルコール依存症ランキング

タイトルとURLをコピーしました