肝臓病のシジミ習慣はNG

この記事は「肝臓病のシジミ習慣はNG」です

しじみの味噌汁は肝臓に良い食べ物とよく言われていますよね!

その通りですが、肝臓病の人には悪影響を及ぼします。

その理由は鉄分にあります。

通常しじみの味噌汁を大量に食べることはないと思いますが、肝臓の数値が悪いと言われたからしじみが入った健康食品を大量に取る場合はリスクがあります。

鉄分についての正しい知識で肝臓病をいたわってください

知っておきたい肝臓病にシジミは悪影響という事実

しじみは鉄分が豊富

しじみは鉄分が豊富な貝類です。

鉄分は体を構成するうえで、積極的に摂りたい大事なミネラルです。

特に女性には不足しがちだと言われます。不足すると貧血冷え性を引き起こすと言われています。

貧血気味の人には「レバーを食べましょう」と言います。レバーにもたくさんの鉄分が含まれています。

私は酒をやめたくなかったので「しじみの味噌汁」「レバー」はたくさん食べていました。

鉄分の多い食品と鉄分の含有量一覧表 | 簡単!栄養andカロリー計算
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鉄分は大切な栄養素

しじみは鉄分が豊富です

肝機能が悪い人に鉄は要注意

ところが肝機能が悪い人にとっては、鉄は要注意成分です。

これが肝臓病の人には肝炎を悪化させる危険性があり、しじみがNGだと言われる理由です。

肝脂肪や肝炎になると鉄分が異常に多くなり、活性酸素が大量に発生し、症状をさらに悪化させてしまいます。

実際に肝臓専門の内科外来では、鉄分を控える食事指導が行われています。

私も飲みすぎ脂肪肝になっていました。

脂肪肝の場合鉄分を多く含む食品を摂り過ぎないようにと言われたときは驚きました。

肝臓が悪くなったら鉄分は控えたほうがいいのかぁ

肝機能障害が慢性化している人、特にC型慢性肝炎の場合、肝臓内に鉄がたまりやすくなります。

鉄沈着」と言います。

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鉄の何が悪いの?

肝臓に鉄がたまると、酸化ストレスという病気や老化を促進する物質が生じて、肝臓の線維化を進めてしまいます

肝臓には、もともと鉄分が多く蓄えられています。

慢性肝炎(特にC型)の患者さんで、鉄がたまっている人と、たまっていない人とを比べると、線維化が進むスピードが全く違うそうです。

慢性肝炎の患者さんは、肝臓から鉄を取る「除鉄」という治療が施されます。

つまり、肝機能障害を起こしている人は、鉄分の多い食品を控えるように指導されます。

私はそのうち肝硬変になるのではないかと恐れていたので「線維化が進む」と聞いて素人判断はまずいなとしみじみ思った記憶があります。

線維化については以前「アルコール性の肝硬変は末期の症状?」という記事で少し触れました。よろしければどうぞ。

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鉄は一日7mg以下を目標に

日本人の一日当たりの鉄の基準摂取量は、10~12mgです。

肝臓内科の専門医は、7mg以下を推奨しています。

ほうれん草は大丈夫!!

ほうれん草100gに含まれる鉄分は豊富で、1日の必要摂取量の約3分の1です。

ただし、ほうれん草を毎日食べたとしても、それほど鉄分の摂りすぎを心配する必要はありません

鉄分には、動物性のヘム鉄(レバー・しじみなど)と、吸収されにくい植物性の非ヘム鉄の2種類があり、ほうれん草は非ヘム鉄に該当するからです。

ほうれん草も結構食べていました。少しホッとしましたね。

鉄 | 海外の情報 | 医療関係者の方へ | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業
「統合医療」情報発信サイトの「海外の情報...

同じ鉄分でも違うのね

凝縮・濃縮した食品は要注意

青野菜の濃縮汁は、健康に良いのですが、肝機能障害の人にとっては「イエローカード」です。

大量の野菜を濃縮しているので鉄含有量が多いのです。

同様にココア・チョコーレート・ドライフルーツ、そしてなんと肝臓の味方である「ウコン」も鉄が多いので、肝機能障害の人は医師に相談する必要があります。

私は病院に行くと酒をやめなさいと言われるだろう。

それは困ると思っていたので、健康食品で肝臓をカバーしたいと考えていました。

もちろんいい商品もあるでしょう。

しかしこういった商品の良し悪しは広告を鵜呑みにするのは危険だと思います。

ウコンを否定してるんじゃないよ

脂肪肝の場合はリスクがあるからお医者さんに相談してね

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二日酔いの翌朝はしじみの味噌汁が良いのは事実

二日酔いの翌朝は、しじみの味噌汁が良い理由

「二日酔いの翌朝は、しじみの味噌汁が良い」というのは、昔から言われてきました。

それは事実です。

飲んだ翌朝は脱水症状を起こしています。冷たい水・お茶・コーヒー・スポーツドリンクに手が出ます。

身体が水分を欲しているという意味でも、味噌汁は飲みやすいですし、とてもおいしいのです。

しかも「しじみ」には、肝臓に良い栄養がたくさん含まれています。

お酒を飲む予定であれば、砂出しなどの準備をしておけば、さほど手間もかかりません。

二日酔いの辛さはしじみとお味噌汁で解消! | 美噌元のコラム
ついつい飲み会なので飲み過ぎてしまい、次の日に二日酔いになってしまったという経験がある人は多いのではないでしょうか。二日酔いになると体調に影響が出て辛いですよね。そんな二日酔いはどうすれば解消できるのかをこの記事ではご紹介致します。

しじみの味噌汁は栄養があるんだね

しじみは生きた肝臓薬

しじみは『生きた肝臓薬』と言われています

しじみは栄養豊富で、特にアミノ酸、ビタミンB2、ビタミンB12、カリウム、カルシウムが多く含まれています。

ビタミンB群は肝臓の機能を活発にする

ビタミンB群は、体内の代謝をスムーズにし、糖質や脂質、タンパク質などをエネルギー源に変えるのに欠かせないビタミンです。

肝臓でアルコールを代謝するときにビタミンB群は必要です。ですから酒を飲むときには意識して摂りたいのです。

ビタミンB1は、 豚肉、うなぎ、グリーンピース、玄米等に多く含まれます。

ビタミンB2は、 レバー、カレイ、うなぎ、牛乳、納豆、ヨーグルト、モロヘイヤ、卵等に多く含まれます。

ビタミンB12は、シジミ、赤貝、牛レバー、あさり、生ガキ、豚レバー、鶏レバー等に多く含まれます。

肝臓が傷つくと、脂溶性ビタミンを貯蔵できなくなります。ビタミンを補給するには緑黄色野菜や魚介類をしっかり食べることは勧められることです。

しじみに多く含まれるオルニチンは肝臓に良い・美肌効果も期待できる

オルニチンというアミノ酸は、肝臓の働きを保ち、疲労回復をもたらすと言われています。

有害物質であるアンモニア解毒を促進します。肝臓全体の本来の機能を保つという報告もあります。

オルニチンは、しじみと「ぶなしめじ」に飛び抜けて多く含まれています。

オルニチンは、美肌作りにも欠かせない栄養素です。肝臓の代謝がよくなるからです。

生活習慣の乱れなどが原因で肝機能が低下していると、ビタミンCやたんぱく質摂取した栄養素が行き渡らないこともあります。

オルチニンを摂ることで肌の乱れ、ハリ・ツヤの低下、肌の乾燥への影響も、肝機能を正常に働かせることでサポートします。

まとめ|しじみはいい食品だが肝機能が悪い時は悪影響が心配

つまり

  • しじみは体にいいし、二日酔いにも良い。
  • ただし、肝機能が悪い場合は悪影響があるということです。

健康食品などで成分が凝縮された商品には気をつけてね

気になる方はお医者さんに相談しましょう

結論|アルコール依存症はまず断酒

食事だけでアルコール依存症の肝臓病を解決するのは無理がある

肝臓病の人はしじみが危険と説明してきました。

こういった知識は大切だと思います。

現代では食生活が研究されています。

どういった食物を、どのような組み合わせで食べるのが人体に良いか、生活に役立つかなどです。

単に体に良いだけではなく、気分が落ち着く・筋力がつく・長寿が得られる・頭が良くなるなどです。

この分野はこれからもっと盛んになるのではないでしょうか?

ただこの流行も「行き過ぎると大切なことを忘れるようになっていくのではないだろうか?」と私は懸念します。

病気の時は病院の薬

病気には処方された薬のほうがはるかによく効きます。

食事は睡眠と同様で欠かすことのできない大事なものです。しかし、食べるものだけですべてを解決しようとするのは無理があると思います。

アルコール依存症の肝臓には断酒とバランスが大切

私は大酒のみだったころ、食べるもので少しは肝臓が良くならないかと思いましたが、無駄でした。

しかし酒をやめたら、あっという間に肝機能は回復しました

断酒をしたら健康を回復したのです。

いつも「適切」「バランス」が大切だと思います。

アルコール依存症の人は、酒をやめたくないので、飲み続けながら体に良い食べ物でカバーしたくなります。

やはり自分の内面を豊かにし、アルコールに頼らない生活を送る。

その上で食事にも気をつけるのが良いのではと思います。


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