アルコール依存症の私がやった脳萎縮からの回復法|数字記憶

この記事は「アルコール依存症の私がやった脳萎縮からの回復法|数字記憶」です

この記事では数字を記憶する方法について紹介します。

数字は無味乾燥な記号です。記号を覚えるのは大変ですよね。

それを覚える方法が数字イメージ変換システムです。

数字イメージ変換システム」は記憶力世界選手権チャンピオン円周率記憶世界記録保持者が使っていた方法です。

数字イメージ変換システム」で味もそっけもない数字をがっちり記憶できますよ。

数字を覚える方法|グンター・カールステン

チャレンジしてみよう 数字を覚えるのは大変?

数字を覚えるのは結構大変です。

どれだけ大変かを実感していただければと、問題を用意させていただきました。

下の数字は電話番号です。5分以内でどれだけたくさん順番通りに覚えられるか。よろしければチャレンジしてみてください

33406851631

24307686103

90194393549

34450775389

12959931845

62948403099

44083516422

平均は2個天才は6個以上だそうです

世界記憶力選手権チャンピオン|グンター・カールステン

グンター・カールステンという世界記憶力選手権のチャンピオンがいます。

グンター・カールステンはドイツ出身です。

彼はチャンピオンになる二年前に、オックスフォード大学で開かれた記憶力世界選手権で「一時間数字マラソン」の世界記録を打ち立てました

これは一時間以内でできるだけ多くの数字を覚え、二時間以内に正しく順番通り覚えた数字を書く種目です。

彼はその時、1949個の数字を覚えました。先ほどのテストは77個ですから約25.3倍です

テクニックは?|「数字イメージ変換システム」

彼は「数字イメージ変換システム」と呼んでいます。

実は数字のように抽象的で、つまらない情報は記憶しにくいのです

これを具体的で、印象の強い「記憶しやすい情報」に変えます

0はzeroだから「z」、1は見た目が「t」に似ているから「t」という具合です。

実際には、これを二ケタずつ覚えやすい変換コード表を作って覚えました。

日本語ならば、10は「岩」37は「港」といった具合です。

ヤーキーズ・ドットソンの法則

先ほどの「一時間数字マラソン」記録保持者グンター・カールステンヤーキーズ・ドットソンの法則を見直すことを主張しています。

ヤーキーズ・ドットソンの法則は、刺激と成績(課題の難しさ)の関係の法則です。

学習作業等の動機づけには、罰やストレス・刺激などの不快なものが一定量あったほうが、効率が上昇するという法則です

ただ下図のように刺激は低すぎても高すぎてもよい成績を出すにはふさわしくありません

f:id:k77703230418:20190307140739p:plain

疲れているとか、緊張がゆるんだり、飽きている状態では、脳は上手く働きません

一方で興奮しすぎたり、ストレスが強すぎると学習効果はやはり落ちます

適当だけどいい加減ではない状態が脳にとってベストです

チューニング

例えばギターなどの弦楽器では、弦をきりきり巻いても、だらんとしても、チューニングができていない。いい音色が出ないのと同じということです。

ちょうどよい適切な「腹八分目」な努力が、脳にとってもよいということのようです

どのあたりが「自分にとっての適切」なのかを見極めるのは難しいですが…

心理学177 ヤーキーズ・ドッドソンの法則

以下の書籍を参照しました。

語呂合わせで覚えて円周率世界記録

鳴くよ(794年)ウグイス平安京

いいくに(1192年)つくろう鎌倉幕府

今は年号が変わって使えないものもかなりあるようですが、私もこのような方法で記憶しました

日本人で昔から使われている方法のさらに進化形を使って世界記録を打ち立てた人がいます。

円周率10万桁を記憶!!

円周率10万桁を記憶!!|原口證

原口證(あきら)さんは2006年円周率100,000桁の記憶を達成(世界新記録)しました。

彼が円周率の記憶に挑戦し始めたのは、なんと55才の正月だそうです

それからわずか3年半後の2004年9月に54,000桁を達成して当時の記録(42195)を破り世界新記録を打ち立てました。

当時58才です

元々は工業高校卒業後、エンジニアとして働いていたそうです。

39歳で通信制大学に入学して勉強をし直しました。原口さんは自分を普通の人と言います。

原口さんは「続けたいと思えることが大切」と語っています

続いた理由は「楽しかったから」

以下の書籍を参照しました。

https://youtu.be/gV4sx7RcyFI

記憶力の減退は個人差が大きい

円周率世界記録保持者原口證さんは55歳からスタートしてとんでもない記憶力を開発しました。

これは驚くべきことであり、また私たちに勇気を与えてくれます。

記憶力は個人差が大きく、年をとってもあまり衰えない人もいれば、二十代で記憶力の減退を感じる人もいます

違いは体力と同じで、使っているかどうかです

身体は成長が止まる二十歳以降は、運動をしなければ体力は低下します。

脳も同じで毎日たくさん働かせるトレーニングをしていれば、物覚えも悪くなりません。

結論|数字を記憶することで脳萎縮から回復へ

記憶するためには想像力・創造力が必要

以前ドミニク・オブライエンという同じく世界記憶力選手権のチャンピオンの記憶法を少しだけ紹介しました。

ドミニク・オブライエンは記憶の宮殿という方法を使っていました。

記憶の宮殿とは頭のなかに「場所」をイメージし、キーワードを置いて覚える方法です。

こちらにまとめています

記憶力(脳トレ)を強くしてアルコール依存症の脳を活性化する
この記事は「記憶力(脳トレ)を強くしてアルコール依存症の脳を活性化する」ですお酒を飲みすぎて脳が委縮し始めた私が、何とか脳を活性化しなければと思い、行った記憶トレーニングについて書きました。記憶法は世界記憶力選手権...

カールステンも数字を想像力を使ってイメージに変換する方法を使っています

原口さんも円周率をストーリーにする方法を用いています

全員に共通しているのは想像力・創造力がキーポイントだということです

数字を記憶するときに脳全体を使う

カールステンは記憶力アップのための7つのテクニックとして変換・連想・想像・感情・論理・場所法・映像化をあげています

原口證さんは、記憶することが楽しい・続けたいと思えることが大切・リラックス【適当な気分】と書いています

一般に短期記憶は脳のワーキングメモリーを使うとされています。

記憶の容量は覚える対象の種類によって異なります。

数字なら約7個、文字なら約6個、単語なら約5個です。

こちらに詳しい説明があります。

チャンク化による記憶効率の向上 | 数学の面白いこと・役に立つことをまとめたサイト
この記事ではこんなことを紹介しています チャンク化(長い数字の羅列をいくつかの塊に分けて、記憶しやすくする)を使った数字の記憶術を紹介します。これによって、より長く情報量の多い数...
PsycNET

しかしこの二人だけではなく記憶の達人は、数字を覚えるのに脳の特定の場所ばかりを使うのではなく、脳のあらゆるパワーを総動員しています。

ですから単に数字だけを覚えるトレーニングでも、総合的な脳のトレーニングになりえます

そして継続するために、カールステンはヤーキーズ・ドットソンの法則、原口さんはリラックス【適当な気分】をあげています

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