寝酒はアルコール依存症への誘い水

この記事は「寝酒はアルコール依存症への誘い水」です

寝酒が原因でお酒を手放せなくなった人はとても多いようです。

私もそうですし、依存症の人の話を聞くと寝酒の体験はほとんどの人にあります。

お酒は質の悪い睡眠薬なので、寝酒は睡眠にとって悪いのは明白です。

耐性があるのでが増えます。

また睡眠の質を下げます。

この悪循環依存症を加速させます。

対策は断酒ですが、この記事では寝酒が悪いということをまとめました。

断酒のモチベーションの一つになれば幸いです。

眠りは脳を休ませるはずだが!!

本来眠り休ませます

「睡眠は脳をつくり、脳は睡眠をつくる」などと言われることもあります。

脳を使った後は睡眠による休息神経回路の修復が欠かせないそうです。

睡眠不足のときには大脳の機能が低下します。

脳が休息を要求してイライラ・不安な気分や意欲低下します。

また、睡眠は記憶を固定します。

記憶の固定とは起きている間に記憶したこと(学習や経験)を忘れないようにすることです。

嫌な記憶を整理したり、必要に応じて消去するんだね

学習した記憶が睡眠によって定着・保持されるのね

睡眠について(前編)~睡眠の役割~|医療コラム|新百合ヶ丘総合病院
新百合ヶ丘総合病院の医師によるコラムを掲載しています。今回は「睡眠について(前編) ~睡眠の役割~」です。

眠れないときの寝酒の効果は?

眠れない時にお酒を飲む人はいます。寝酒です。

眠れないからといって寝酒を飲むとどうなるのか?

アルコールには脳の働きをマヒさせる「麻酔作用」があるため飲めば眠くなります

職業ドライバーや3交替のシフト勤務者が寝酒に頼るのはこういった事情があります。

不規則な勤務のために睡眠パターンがくずれやすく、早く眠りに就こうとして寝酒が習慣になることが多いのです。

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アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK」の情報発信サイト

ところが寝酒を続けると脳が変化するそうです。

しかも1週間もあれば浅い眠りが増えていきます。

アルコールは眠りを妨げる緊張を脳に与えると言われています。

たとえ寝つきだけが良くなったとしても悪夢を見たりして短時間目が覚めてしまいます。

ですからこれが毎晩になると満足できない睡眠が続くということになります。

この満足できない状態が、イライラや不安定さを募り、精神的に余計悪い方向へと進めてしまう悪循環になります。

寝酒は睡眠の質を低下させるんだね

効果があるのは最初のうちだけです

休養と生活習慣「寝酒と睡眠の関係」 | 休養ナビゲーション | 健康情報 | ソニー健康保険組合

寝酒は睡眠のリズムを乱す

アルコールの力で眠ろうとすると自然な睡眠リズムを乱します

レム睡眠が分断され、眠りのリズムが乱れてしまうのです。

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寝酒はアルコール依存症に進みやすい

寝酒がきっかけで依存症になっている人は多いように思います。

最初は眠れても、段々量を増やさないと眠れなくなります。

それはアルコールには「耐性」があるからです。

耐性とはアルコールや薬物を摂取し続けていると効かなくなります。そこで同じ効果を得るには量を増やさなければならなくなることです。

キーワード耐性
情報提供記事に関連する健康用語を解説しています。

脳がアルコールに慣れるので、飲む量を増やさない限り眠れなくなっていきます。

これが依存症への入り口になります。

そしてアルコール無しではどうにもならなくなってしまうパターンに陥ります。

寝酒が習慣になると依存症になりやすいです

寝酒から依存症になった私の体験

私自身もお酒を毎晩飲むようになったのは「眠れないから」でした。

当時親から離れて初めての一人暮らしを始めました。

といっても学生ばかりが住む下宿の一間です。

一人暮らしで誰からも何も言われない。

しかも大学生はみな学校へ行く時間がバラバラです。

何時に起きて外出しても、一日中部屋にいても誰も何も言いません。

そんな気楽さから生活のリズムが狂いました。

早く学校から帰ってお酒を飲んで寝る。

しかし、夜中に目が覚めます。

眠れません。

ダルイまま学校へ行くときもあり、行かずにさぼることもあり。

お酒なしでは寝つけない。さりとて夜中に目が覚める。

そんな生活をしているうちにどんどん飲み方がおかしくなっていきました。

大量飲酒者がお酒をやめると離脱症状がおこる

寝酒をやめるのが良いのは当然ですが、なかなかうまくいきません。

それは大量に飲酒している人が急にやめると寝つけなくなるからです。

眠れても睡眠が浅くなります。これはノンレム睡眠が減ったままだからです。

そこでまた飲む量が増えるという悪循環になります。

やがて不眠イライラだけでなく大量の寝汗も経験します。

その次は手が震えたり、幻聴・幻覚が始まります。

これを離脱症状といいます。

離脱症状があればアルコール依存症
この記事は「離脱症状があればアルコール依存症」です。結論は「寝汗」「手の震え」「不安感やイライラ」「不眠」「幻覚・幻聴」「意識障害」などの症状があれば、アルコール専門病院で診察を受けましょう。
飲んだ翌朝の寝汗はアルコール依存症の離脱症状
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睡眠時無呼吸症候群や眠りの高齢化

お酒を飲んで寝ると睡眠時無呼吸症候群を悪化させます。

アルコールを飲んで寝ると咽頭部の筋肉が活動低下します。

具体的には喉の筋肉が弛緩したり、気道がむくんだり、⾆がのどに落ち込んだりして無呼吸が起こりやすくなります。

【アルコール】1日の飲酒量が増えるごとにOSASの発症リスクが増加する|無呼吸ラボ - 睡眠時無呼吸症候群のホントを伝える情報サイト
睡眠時無呼吸症候群(SAS)をさまざまな角度から考えるファクトシート13では「1日の飲酒量が増えるごとにOSASの発症リスクが増加する」というデータをご紹介します。

毎日のように大量飲酒をしている人の眠りのパターンと高齢者のパターンは似ているそうです。

特に「睡眠が浅くなる」「睡眠時無呼吸症候群」などの睡眠障害です。

高齢者の睡眠
年齢とともに睡眠は変化します。健康な高齢者の方でも睡眠が浅くなり、中途覚醒や早朝覚醒が増加します。また睡眠を妨げるこころやからだの病気にかかると、不眠症や睡眠時無呼吸症候群などのさまざまな睡眠障害が出現します。原因に合わせた対処や治療が必要です。

お酒を飲んで悪夢にうなされていませんか?

中途覚醒は睡眠時間を短くするよりもつらい」 とも言われます。

確かに途中で何度も目覚めると、起きたときの気分は悪いです。

お酒を飲むと悪夢が原因で目が覚めることもあります。

「誰かに追いかけられて必死に逃げる」というような夢は嫌なものですね。

私はアルコールを大量に飲んでいたころしょっちゅう悪夢に苦しんでいました。

しかし飲まなくなってから、悪夢が極端に減りました。

「酒をやめて変わった悪夢の内容」という記事を書きました。

断酒して激減した悪夢障害と変わった悪夢の内容
この記事は「断酒して激減した悪夢障害と変わった悪夢の内容」ですお酒を飲まなくなってから、変わったことはたくさんあります。その中の一つは悪夢が極端に減ったことです。「誰かに追いかけられて必死に逃げる」というよう...

悪夢を起す薬剤

参考記事

アルコール依存症の不眠の症状
お酒を飲むとなぜ眠くなるのか?「お酒を飲むとなぜ眠くなるのか?」という記事をまとめました。よろしければどうぞ。お酒が睡眠に悪い理由お酒は入眠を助けるけれど…「お酒は入眠を助けるけれど」という記事でまとめました。よろしけれ...
アルコール依存症の不眠は辛い
この記事は「アルコール依存症の不眠は辛い|症状・治療・対策」です結論は「最後はあきらめる」ですそれが結論か?不眠はつらいですよね?頭がすっきりすることがほとんどなくて、ずっとも...


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