お酒で睡眠のリズムが壊れる|レム睡眠とノンレム睡眠

レム睡眠とノンレム睡眠

睡眠はレム睡眠ノンレム睡眠という2つの睡眠状態に分けられます。

レム睡眠は浅い睡眠、ノンレム睡眠は深い睡眠です。

アルコールはこの睡眠のリズムを壊します。

脳波のリズムを調べると、普段はベータ(β)波。考え事などをしていてもベータ波が出ています。

リラックスして安静にしているときは、アルファ(α)波。1秒間に10周期程度のアルファ(α)波が出ています。

眠りに入ると、脳波のリズムはゆっくりとなり、1秒間に5周期程度のシータ(Θ)波になります。

さらに深い眠りに入ると、シータ(Θ)波よりもっとゆっくりとした周期のデルタ(δ)波が見られます。これがノンレム睡眠です。

そしてまた徐々に眠りが浅くなりレム睡眠となります。

レム睡眠時には情報の整理・統合、記憶の定着が起こっているとされています。

眼球が動き、夢を見るのもこの状態です。

身体は休んでいるが脳は活動しています。

ノンレム睡眠は脳全体の血流も低下して脳の休息状態と言われています。

通常の睡眠は

  1. 入眠直後にいちばん深いノンレム睡眠が現れます。
  2. そのあとはレム睡眠ノンレム睡眠交互に現れます。
  3. だんだんと眠り全体が浅くなって朝の覚醒となります。

お酒で睡眠のリズムが壊れる

レム睡眠とノンレム睡眠は約90分の周期で繰り返されます。

アルコールはこのリズムを壊すようです。

お酒を飲んで寝ると、寝つきの時には深いノンレム睡眠が現れるので、ぐっすり眠った気になります。

時間が経ってアルコールの血中濃度が低下すると、反対に覚醒作用が働いてしまいます。

それ以降はレム睡眠があまり出現しないのに、やがて普通の睡眠以上に浅いノンレム睡眠状態が現れて目を覚ましやすくするのではないかと言われています。

またアルコールが体内で分解されるときにアセトアルデヒドという物質が発生します。

アセトアルデヒドは二日酔いの原因として有名です。

お酒を飲んで顔が赤くなったり、気分が悪くなったりするのもアセトアルデヒドの働きが大きくあります。

アセトアルデヒドは、レム睡眠を阻害し、浅いノンレム睡眠状態が長く続いてしまいます。

これが原因で、睡眠途中で目が覚める中途覚醒や、早朝に目が覚める早朝覚醒も増えることになります。

睡眠のリズムが悪くなって目が覚めるのね

詳しくはこちらのサイトから

不眠症を知ろう-不眠・眠り・睡眠の情報サイト|いいお医者さんネット
不眠症についての説明ページです。睡眠の役割、不眠の人の割合、質のいい眠り、不眠症のタイプついて解説しています。不眠症にお悩みの方生活習慣病がご心配な方はぜひご覧ください。
日本医師会
Reviewing alcohol's effects on normal sleep
Sleep cycles between two states: rapid eye movement (REM) and non-rapid eye movement sleep. A review of all studies involving normal volunteers has clarified ...

参考記事

お酒を飲むと眠りが浅くなる理由 中途覚醒
この記事は「お酒を飲むと眠りが浅くなる理由」です酒を飲むと眠りは浅くなるお酒は入眠を助けるけれど…アルコールは入眠を助けるけれど、深い眠りに入るのを妨げますこちらの記事でまとめました。お酒を...
アルコール依存症の不眠は辛い
この記事は「アルコール依存症の不眠は辛い|症状・治療・対策」です結論は「最後はあきらめる」ですそれが結論か?不眠はつらいですよね?頭がすっきりすることがほとんどなくて、ずっとも...
アルコール依存症の不眠の症状
お酒を飲むとなぜ眠くなるのか?「お酒を飲むとなぜ眠くなるのか?」という記事をまとめました。よろしければどうぞ。お酒が睡眠に悪い理由お酒は入眠を助けるけれど…「お酒は入眠を助けるけれど」という記事でまとめました。よろしけれ...


アルコール依存症ランキング

タイトルとURLをコピーしました