
この記事は「毒親育ちが人間関係で疲れないために」です

結論は
- 孤独を癒す
- 自己肯定感を高めるです
人間関係で疲れていませんか?
私はずっと疲れていました。
- また周囲の人と「何かよくわからないが違和感があり、簡単には埋まらない」と考える。
- 多くの人が当たり前のように感じている「暗黙の了解・空気」を掴めない。
適切な人間関係を作れないと思っているなら機能不全家族・毒親育ち・アダルトチルドレンの可能性があります。
ACは特に「親との対人関係」や「先輩・上司との対人関係」でのストレスを感じるという調査結果もあります。

NOを言えずに踏み込まれたり、引きこもりからニートになったり、自分のやりたいことが分からず人生行路が人の影響で流されたり…
- 毒親に育てられると子供時代の親との関係が原因でメンタルに障害を持つ特徴があります。
- しかし、気づきの機会がない場合も多く、自分の子育てに影響があったり、結婚相手に親と似たような人び、結局離婚する傾向があります。
毒親育ち・ACが人間関係で疲れる最大の原因は独特の孤独感だと思います。
例えば仲のいい友達がいても、自分を愛してくれている人と結婚していても埋まらない孤独感があります。
それは親が世間から見て立派であったとしても、心の底から安心して心を開けず、満たされなかった不安や寂しさを抱えたままになっているからです。
今回のブログは毒親育ちの私が自分を責めすぎず適切な人とのかかわりを持つために、孤独を癒しながら一歩を踏み出すことで自己肯定感を高めた経験をまとめました
毒親育ち・アダルトチルドレンは適切な人間関係を作れない
生きづらさの原因は人間関係
アダルトチルドレン・機能不全家族の概要についてまとめました。


毒親育ち・アダルトチルドレンは適切な人間関係を作れない人が多いようです

毒親育ちの私は以前は普通だと思っていました
私はいつも漠然とした生きづらさ・不安を感じていました。
自分がアダルトチルドレンと自覚してからそういった生きづらさの原因が人間関係でのストレスだとわかり始めました。
引きこもりは機能不全家族に多い

毒親育ち・アダルトチルドレンには家に引きこもり、ニートになっている人が多くいます
今は自宅でもできる仕事は増えています。
ですから通勤のストレスやブラック企業にこき使われることなく自宅で仕事をすることは何の問題もありません。
- ところが合理的な理由からではなく家に引きこもり、何をするでもなく一日が過ぎてしまう
- そして引きこもり生活から脱出できない人が多くいます。
- 当然大人だけではなく機能不全家族では子供の不登校が多い特徴があります。
毒親育ち・アダルトチルドレンは自立したくてもなぜかできない

私は毒親育ち・アダルトチルドレンが家に引きこもり、ニートになっている自分を責める姿を見て共感をします
私は自分の体験では、自分を責める気持ちには心の底に眠っている親への葛藤が自立を妨げているという原因があったと思います。
- 子供が成長していくときに親に反発したり関係がぎくしゃくするのは自然なことです。
- そしてやがて自立していくのですが、自立のタイミングでうまく大人になり損ねるといびつな親への依存関係が続いてしまいます
毒親育ち・ACは親密な人間関係を作れない
不自然な距離の取り方をしていた私の体験

私が人間関係が普通だと思っていたのは他人とあまりトラブルを起こさなかったからかもしれません
しかし実際は人との距離の取り方が難しく疲れていました。
トラブルの回避を優先させるので「本音を言わない奴」とレッテルを貼られることもありました。
- 「相手が言って欲しいことは何だろう?」
- 私は面倒なことは嫌なので無意識のうちにそう考えていました。
もちろん見当はずれで地雷を踏んだことも多くありましたが…。
私は距離を取ろうとしている自分が他人を見下しているようで嫌になるときもありました
今も本音を語りながら良好な人間関係を持っている人は立派だと思います。
私は上手くできませんでした。

そもそも自分の本音がよくわかりませんでした
- 本音を言ってお互いの距離が縮まるというのはメリットだと思います。
- お酒のメリットもその辺にあるのでしょう。
どこまでも踏み込んでくる相手は苦手

私が特に苦手だったのは厚かましくどこまでも踏み込んでくる相手です
例えば私が休日くらい一人でリラックスしたい。
誰とも会いたくないと思っていても、こちらとは違うタイプの人はいます。
- 仲良くなる=いつもべったり一緒にいると思っている人もいます。
- 仲良くなる=隠し事がなくなると思っている人もいます。
- 仲良くなる=好き嫌いや趣味・嗜好も同じになると思っている人もいるのです。
私の弱点

踏み込んでくる人たちと友人になってしまうと
- せっかくの休みの日をその人たちとの付き合いで潰されてしまいました。
- しかも、おいそれとは反対意見すらも言えなくなりました。
- 本音を語り合った経験があると邪険に突き放せなくなりました。
- 本音を語り合った相手なので、やはりいつも本音で応えなければいけない気持ちになりました。

ジレンマで苦しみました
大丈夫と言ってしまう
私は子供のころから「大丈夫」が口癖になっていました。
今も気をつけないとつい「大丈夫」を言ってしまいます。
- 私の経験上ですが大丈夫を連呼する時は、大丈夫でない時です
- 緊張する場面・不安な場面で「大丈夫」と自分を励ますのは効果があると思います
- しかし自分にも他人にも大丈夫を連呼しているときは現実から逃れたいほど苦しい時でした。

本音の仲のはずの相手に「独りにさせて」「君と会うのがつらい」「本当は大丈夫じゃないよ」という本音を打ち明けられず、かえって孤独になってしまいました
親が嫌がる選択を取り続けて道が逸れた私の体験
私の父は野球が好きで高校時代まで野球部だったそうです。

私に野球をさせようとしましたが苦痛で仕方がありませんでした
私は何とか逃げたくて小4から剣道を習い始めました。
父は最初私に口出ししそうになりましたが、同じ剣道クラブの父兄の手前言えなくなりました。
私は小学校高学年の3年間楽しく剣道をすることができました。
父は父兄の中で浮いてしまうので姿を見せなくなりました
- 進学も就職も結婚も私の選択に親は大反対でした。
- 私の親は世間体をとても気にする人でした
私の親は誰もが知っている有名企業に就職することを望んでいました。
私は学校に来ている求人の中から、最も規模の小さい無名の会社を選んで入社しました。
その頃は「30歳までに独立して会社を立ち上げたい。だから小さい会社へ入って学びたい」と考えていました
しかし後になるほどその考えが自分の希望だったのかと考えるようになりました。
30歳になったら厳しい現実に直面し、独立なんて無理と思うようになりました
- 私は親の期待を裏切ることで親への復讐をしていたのかもしれないと思います。
- それは結果として私に不自然な人生を歩ませ、私自身を傷つけました。
- その最たるものがアルコールでした。

父のようなアル中になりたくないと思っていた私は気がついたらアルコール依存症になっていました
対策
孤独を癒す
以下の記事で「共感が孤独脱出のカギ」と書きました。
これはお酒を飲まないアダルトチルドレンにも当てはまります。

まずは自分一人じゃないということを知るのが第一歩です

自己肯定感を高める

私は自分が本当は何をしたいのかが長い間分かりませんでした

自分の本音・主張と言ってもどこか借り物のような感じがありました
機能不全家族に育ったと自覚して、人間関係の苦しさが和らいでくるにつれて色々と変わり始めています。
今は取りあえずできることからやってみることを心がけています
長い間の悩みは
- 自分の夢が分からない。
- 自分の本音が分からない。
催眠術師にでもお願いして、自分の潜在意識に聞いてみようかと考えたこともありました。
それよりも
- 少しでも興味のあること。
- 若い頃や子供時代に良いなと思いながらしなかったこと。
その中に夢中になれるものを見つけ出しつつあります。
最初は見当外れだとしてもやっているうちに見えてくるものは確実にあります。
アダルトチルドレンの回復は簡単ではないと思います。
他人は他人、自分は自分です。

ただその前に自分が何をしたいかが見えてくると自分にとっての素直な感情も表れてきました

どこかに忘れ去ってしまった自分の本音を知ることが生きづらさを和らげられるのかも? と思っています
参考記事
